子どもがライブ配信サービスで投げ銭!? 夫のクレジットカードに心当たりのない高額な請求があり、カード会社に問い合わせたら、ライブ配信アプリでの課金だった。 中学生の娘に聞くと、以前教えてもらった夫のクレジットカード番号を使いライブ配信で1回1万円の投げ銭を何度もしたようだ。 投げ銭や音楽等の購入で、数か月で100万円以上の請求があった。 ライブ形式の動画の配信をしたり、視聴したりする「ライブ配信サービス」の多くは無料で利用できますが、ライブ配信者を応援するためのいわゆる「投げ銭」という課金機能があります。子どもが保護者のクレジットカード情報や携帯電話のキャリア決済を利用し、勝手に課金してしまうケースが見られます。暗証番号をしっかり管理しておくことが大切です。子どもがどのようなサービスを利用しているのか、その決済の仕組みがどうなっているのか理解し、使い方について家族で話し合うようにしましょう。 困ったときは、消費生活センターまでご相談ください (局番なし 188)
インターネット“出会い系サイト”での金銭トラブルにご注意! インターネットでは、SNSなどを通じていろいろな出会いがあります。マッチングアプリ等を通じて結婚する人も増えており、真剣な出会いの場にもなってきています。 一方で、悪意をもった利用者が紛れ込んでいることもあります。 <例1>悩みを聞くだけで報酬がもらえるという出会い系サイトに登録した。報酬をもらうためにサイト内ポイントの購入を求められ、電子マネーで課金したが、報酬は得られず、サイトにアクセスできなくなった。 <例2>婚活アプリで知り合った男性に出会い系サイトへ誘導され、チャットルームでやりとりするための手数料などで高額な費用を支払わされた。騙されたと思う。 トラブルにあわないためのチェックポイント ▶出会い系サイトやマッチングアプリ等の規約をよく確認する。▶サイトやアプリで知り合った相手が本当に信用できるか慎重に判断する。▶あやしいと思ったら、契約しない、お金の貸し借りをしない。 参考:国民生活センター「愛してるから投資して」っておかしくない!?-マッチングアプリ等で知り合った人に騙されないためのチェックリスト-参考:国民生活センター 出会い系サイト
クレジットカード利用時の注意点 現金の持ち合わせがなくても買い物ができるクレジットカードは、簡単にいえば「後払い」ができる決済サービスです。 便利ではありますが、仕組みや、「分割払い」・「リボ払い」などの支払い方法を知ったうえでご利用していますか? <例1>クレジットカードをインターネットで簡単に作れると知り、クレジットカードを作った。限度額の30万円まで買い物をしてしまい、支払いができなくなってしまったため、そのまま放置していたら督促状が届いた。その返済のために借金をしてしまい、どんどん借金が増えて生活できない。 <例2>1年前、30万円のゲーミングパソコンが欲しかったので、クレジットカードを作って毎月5,000円のリボ払いで支払うことにした。現在までの支払額を計算すると10万円くらいで、そのうち4万円くらいがリボ払いの手数料だった。実際元金は6万円しか減っていなかった。 トラブルにあわないためのチェックポイント ▶ 延滞に注意!利用の際には、支払計画を立てて利用しましょう。▶ 手数料が発生する分割払い、リボ払いは注意が必要です。▶ カードの管理は適切に。利用明細は必ず確認しましょう。 参考:(特別調査)消費者トラブルからみる立替払い型の後払い決済サービスをめぐる課題(発表情報)_国民生活センター (kokusen.go.jp)参考:【お知らせ】[注意喚起]若者を狙う悪質業者にご注意! | 日本貸金業協会 (j-fsa.or.jp)