最近増えている相談事例!! 1.住宅に関する相談が増加! 住宅修理や住宅購入等に関する相談が増加しています。工事内容に見合った見積金額、契約金額かどうかなど慎重に検討してから契約しましょう。 2.不用品買取のはずが金のアクセサリーなんて聞いてない! 電話で事前に約束した商品以外の買取勧誘は禁止されていますので、貴金属しか買い取れないと言われた時はきっぱりと断りましょう。 3.国際ワン切り詐欺!? +44や+94などから始まる番号表示の電話がかかってきた。ガイダンスで「この電話はあと2時間で使用できなくなりますので、1番を押してください」と流れたという相談が増えています。このような電話には出ない・かけ直さないよう注意してください。 4.これって1回限りじゃない? 初回だけ500円 2回目以降は1万円など初回は安く2回目以降が高額になる定期購入トラブル相談!申し込みは簡単で解約するには面倒な手続きが必要だった、特典を付けたら、途中解約ができない内容になっていた、など思っていた契約内容ではなかったという相談が入っています。申し込む前に解約方法や継続条件や返品方法、などしっかりと確認したうえで申し込みしましょう。 5.注文していない商品が海外?から届いた! 受け取り人情報に間違いがなく受け取ってしまった場合でも、注文していない商品が一方的に送りつけられた場合、商品代金を支払う必要はありません。商品を開封・処分しても支払いは不要です。 6. 必ずもうかるから一緒に投資しようと誘われたら・・・ 出会い系アプリやマッチングアプリで知り合った相手から投資をすすめられお金を送金してしまい、その後、次々に高額なお金を振り込むよう要求され出金できなくなってしまったという手口は「ロマンス投資詐欺」の手口です。投資サイトの運営会社の実態もつかめない場合は被害回復は困難になるので十分注意が必要です。 困ったときは、消費生活センターまでご相談ください(局番なし 188)
水回りの修理サービスで高額請求 トイレの詰まりや水漏れなど水回り修理サービスで、高額請求を受けたというトラブルが増えています。ネット広告で「水回り修理 1,000円~」などと安い価格が表示されたサイトの業者に依頼したところ、実際は数十万円請求されたなど、広告と実際の請求額が大きくかけ離れている事例が目立ちます。 信頼のできる業者の情報を調べておく戸建住宅の場合は、住宅メーカーや施工業者、賃貸住宅の場合は、大家や管理会社等に緊急時の対応について事前に相談しておく 高額請求を受けた場合 当初想定していた料金とかけ離れた作業を提案されるなど、不安に感じたときは、作業を断るようにしましょう。 作業終了後に高額請求をうけた場合、後日納得した金額で支払う意思があることを示しつつその場で支払いをきっぱり断りましょう。 支払い後でも、見積依頼で呼んだ業者と契約した場合や広告等の表示額と実際の請求額が大きく異なる場合は、クーリング・オフ等ができる可能性があります。 応急処置 詰まり ➡ラバーカップで水で吸い上げげるように数回上下させる水漏れ ➡止水栓を閉める家屋全体の元栓を閉める 困ったときは、消費生活センターまでご相談ください(局番なし 188)
着物の強引な勧誘に注意しましょう 卒業式、入学式など、晴れの日に着物を着ようとお考えの方もいらっしゃると思います。当センターでは、毎年のように着物の購入に関する相談が入ります。強引な勧誘により、「思いがけず購入してしまった」という事例をご紹介します。 【事例1】呉服店販売員の知人の誘いで着物の展示会へ。あらかじめ予算を伝えてあったが、次々と商品を勧められた。予算を上回ったが、その場の雰囲気で断り切れず、契約書に記入してしまった。【事例2】目的の商品の支払いを済ませたが、店員が商品を渡さず他の着物の話を始めた。「いらない」と言ってもしつこく勧めてきて、途中から店長も加わって断り切れない状況になり、いつの間にか買うことになった。 呉服店の中には、この相談事例のような強引な勧誘をするお店があるようです。親しい人からの誘いでも、行った先で強引な勧誘を受けることがあります。安易な気持ちで行くのは要注意です。「お金が支払えない」と断ると、借金や分割クレジット払いを持ちかけられ、断る理由を封じられてしまうことがあります。望まない契約ならば、「いりません」「やめます」とだけ伝え、きっぱりと断りましょう。 大幅な値引きや高額なサービス品を提示して、即決を求められることもあります。「25万円値引きします。バックと草履をサービスで付けます。」などと言われると、判断能力が鈍ります。冷静に判断できそうにない時は、「いりません」「やめます」と言ってその場を離れましょう。それでも契約してしまった場合やトラブルに遭ってしまったときは、早めに消費生活センターにご相談ください(消費者ホットライン188)。 参考・引用 見守り新鮮情報 第362号(独立行政法人国民生活センター)