災害後に増えている契約トラブルの相談と対処法 Part.1 住宅編 実際に寄せられたご相談 ◇不必要な工事・高額な契約など 必要ないにもかかわらず工事契約をさせられたり、 工事内容に見合わない高額な請求をされたり、 強引な勧誘で契約を急がされて納得のいかない 契約になった。見積依頼のつもりが契約を急がされて、 他社との比較ができなくて断ることもできない。高額な前払い金を請求され支払ったが、工事内容に不満があるため返金してほしい。 被害に遭わないために注意するポイント!! 信頼できる業者を見つける!⇒お住まいの自治体が開催している専門家の合同相談会で相談や 消費者センターに相談することが重要です。その場ですぐに契約しない!⇒「工事・修繕費用が補助金の対象で、補助金の申請も代行します」と言い、急がせたり強引に契約を迫ってきても焦らず冷静に考え、その場で契約しない!災害後など不安な気持ちや焦る気持ちを抱える状況に便乗する業者もいます。業者の選定や前払い金の支払いは慎重にしましょう!また少しでも不安を感じたら、一人で抱え込まずに身近な方や専門家に相談しましょう! 契約のトラブルは奥能登消費生活センターまでご連絡ください。 0768-26-2307
最近増えている相談事例!! 1.住宅に関する相談が増加! 住宅修理や住宅購入等に関する相談が増加しています。工事内容に見合った見積金額、契約金額かどうかなど慎重に検討してから契約しましょう。 2.不用品買取のはずが金のアクセサリーなんて聞いてない! 電話で事前に約束した商品以外の買取勧誘は禁止されていますので、貴金属しか買い取れないと言われた時はきっぱりと断りましょう。 3.国際ワン切り詐欺!? +44や+94などから始まる番号表示の電話がかかってきた。ガイダンスで「この電話はあと2時間で使用できなくなりますので、1番を押してください」と流れたという相談が増えています。このような電話には出ない・かけ直さないよう注意してください。 4.これって1回限りじゃない? 初回だけ500円 2回目以降は1万円など初回は安く2回目以降が高額になる定期購入トラブル相談!申し込みは簡単で解約するには面倒な手続きが必要だった、特典を付けたら、途中解約ができない内容になっていた、など思っていた契約内容ではなかったという相談が入っています。申し込む前に解約方法や継続条件や返品方法、などしっかりと確認したうえで申し込みしましょう。 5.注文していない商品が海外?から届いた! 受け取り人情報に間違いがなく受け取ってしまった場合でも、注文していない商品が一方的に送りつけられた場合、商品代金を支払う必要はありません。商品を開封・処分しても支払いは不要です。 6. 必ずもうかるから一緒に投資しようと誘われたら・・・ 出会い系アプリやマッチングアプリで知り合った相手から投資をすすめられお金を送金してしまい、その後、次々に高額なお金を振り込むよう要求され出金できなくなってしまったという手口は「ロマンス投資詐欺」の手口です。投資サイトの運営会社の実態もつかめない場合は被害回復は困難になるので十分注意が必要です。 困ったときは、消費生活センターまでご相談ください(局番なし 188)
水回りの修理サービスで高額請求 トイレの詰まりや水漏れなど水回り修理サービスで、高額請求を受けたというトラブルが増えています。ネット広告で「水回り修理 1,000円~」などと安い価格が表示されたサイトの業者に依頼したところ、実際は数十万円請求されたなど、広告と実際の請求額が大きくかけ離れている事例が目立ちます。 信頼のできる業者の情報を調べておく戸建住宅の場合は、住宅メーカーや施工業者、賃貸住宅の場合は、大家や管理会社等に緊急時の対応について事前に相談しておく 高額請求を受けた場合 当初想定していた料金とかけ離れた作業を提案されるなど、不安に感じたときは、作業を断るようにしましょう。 作業終了後に高額請求をうけた場合、後日納得した金額で支払う意思があることを示しつつその場で支払いをきっぱり断りましょう。 支払い後でも、見積依頼で呼んだ業者と契約した場合や広告等の表示額と実際の請求額が大きく異なる場合は、クーリング・オフ等ができる可能性があります。 応急処置 詰まり ➡ラバーカップで水で吸い上げげるように数回上下させる水漏れ ➡止水栓を閉める家屋全体の元栓を閉める 困ったときは、消費生活センターまでご相談ください(局番なし 188)